「そごう広島店リニューアル記念 共創アート・デザインプロジェクト」を開催しました
かさねる時間、 ひらく輝き。
2026年8月19日、9月2日、9月17日の3日間にわたり、「そごう広島店リニューアル記念 共創アート・デザインプロジェクト」を開催しました。株式会社DoTSは、本プロジェクトの全体統括およびファシリテーションを担当しています。
そごう広島店 1階化粧品売場のリニューアルを前に、地元の学生たちがそごうの歴史を学び、対話を重ねながらひとつの壁面アートを制作。のべ35名以上がワークショップに参加し、9月18日より同フロアにて完成作品のお披露目展示が始まっています。
DAY1 好きを見つける - ダイアログ
初参加同士の自己紹介とアイスブレイクからスタート。そごう広島店の52年の歴史(1974年開店、屋上遊園地や噴水があった時代など)を振り返りながら、「そごうと私」「好き」「輝く人」などをテーマに対話。付箋にキーワードを書き出し、グルーピングしながら、デザインの方向性の輪郭が少しずつ見えてきました。



▲(左)開店当時の外観や内装の写真を見ながら、そごう広島店の52年の歴史を辿るレクチャー。(右)輝いている人やその要素について語り合い、作品に込めるキーワードを抽出。
DAY2 かたちにする - デザイン構築
DAY1の対話から見えた方向性と、そごう広島店の外壁モチーフである「鯉の鱗」をベースにした扇形パーツを組み合わせるコンセプトを軸に、本格的な制作へ着手。そごうの包装紙や、各自が持ち寄った廃材コスメ、布なども素材として活用し、個性あふれる多様なピースが生まれました。

本日の流れを説明するファシリテーター。ここから議論と制作がスタート。



DAY3 好きを咲かせる - アート制作
最終日は、各自が作ったピースを壁面ボードに配置し、固定していく最終工程です。同じ色合いやデザインが隣り合わないよう全体のバランスを見極めながらレイアウトを決定し、1枚ずつ丁寧に固定。中央には、プロジェクトに関わった学生や団体の名前を刻みました。
完成、そして展示へ
3回のワークショップを経て生まれたのは、64枚のアートピースからなる壁面アート。展示にあたり、次のようなステートメントが添えられました。
「かさねる時間、ひらく輝き」
― 対話から生まれた、64のアートピース ―
コスメフロアのリニューアルを機に、広島在住の学生との対話から生まれた共創デザイン・アートプロジェクトによる作品です。そごう広島店の外壁モチーフである鯉の「鱗」をかたどったピースひとつひとつに、日々の暮らしを全力で生きる「輝く人」の姿を投影しました。
全体統括:株式会社DoTS
デザインコーディネート:穴吹デザイン専門学校
施工コーディネート:中原建設株式会社
本作品は、10月中旬まで、そごう広島店 1階コスメ売場にて展示されています。ぜひご覧ください!
点と点をつなぐ
DoTSという社名には、「点(dots)」という意味が込められています。
企業、学生、行政、地域住民――普段は別々にある一つひとつの点。その背景にある文脈を丁寧に紐解き、重なり合う接点を見出して再編集すること。それこそが、私たちが企画やプロジェクトづくりを通して提供している価値です。
今回のプロジェクトも、52年の歴史を持つ百貨店、これから社会へ羽ばたく学生たち、そして広島の街が育んできた記憶という異なる文脈が、ひとつの場として重なり合う機会となりました。
重なり合いから生まれるのは、目に見える成果物だけではありません。関わった人同士の新たな関係性や、当事者意識を持ったコミュニティの形成、一人ひとりの意識の変化もまた、このプロジェクトがもたらした価値です。
DoTSでは今後も、地域、まち、企業、人という一つひとつの点が重なり合い、新たな価値を共創する取り組みを届けてまいります。
その場所の文脈を再編集し、多様なプレイヤーとの共創をディレクションする。
DoTSでは、店舗・施設のリニューアルや、地域・企業・次世代が交わるプロジェクトの企画から伴走支援までを担っています。
「自社の歴史や資源を新しい価値へと編み直したい」「多様な人と共にプロジェクトを立ち上げたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。