吉川 富美子 FUMIKO KIKKAWA 所属 中本本店 LIGHTS LAB 職能 アートディレクション/グラフィックデザイン ゆかりの地 広島市/府中町/世羅町 転機となった5つの点 /5 デザイナーを目指したきっかけ 0〜14歳までを京都で過ごし、ある日駅で目にした大貫卓也さんの「史上最悪の遊園地」広告に衝撃を受ける。その瞬間から、「コピーライター」や広告の仕事に興味を持つようになった。その後、3人姉弟の長女ということもあり、県内の広島修道大学へ進学。広告論ゼミに所属し、広告コピーのコンテストに応募したり、ゼミ同期のバンドのPV制作を手掛けたりと充実した学生生活を送る。そんな中、広島パルコの「ローズマリー」で出会ったコスメブランド「FSP」。当時としては画期的なコンセプトを持つそのブランドに魅了されると同時に、グラフィックデザインという職業の存在を知り、強く惹かれることになる。 /5 印刷会社に入社、試行錯誤の末にデザイナーへ 「何か制作系の仕事をしたい」と就職活動をする中で、株式会社中本本店の「デジタルクリエイター」という募集に出会う。当時はDTPが急速に普及する時期であり、「これだ!」と感じて応募。DTPオペレーターとしてキャリアをスタートする。当初は制作編集部に配属されたが、会社内の変遷を経て、別の制作会社「インフォ・エヌ」から移動してきた部長のもとで雑誌の公募やコンペに挑戦する機会を得る。その後、企画デザインに特化した「プランニング部」へ異動し、さらにインフォ・エヌとプランニング部が統合され、新たに「ライツラボ」というクリエイティブオフィスが誕生。こうして、紆余曲折を経てアートディレクター・デザイナーとしての道を歩み始める。 /5 HADCへの加入・デザインユニット「1+1」の結成 広島で「HADC」というデザイン審査会が立ち上がり、「これは面白そうだ」と作品を出品。しばらくは外から見ているだけだったが、周囲からのすすめもあり「中に入ってこそ面白い」と考え、運営委員として活動を始める。やがて毎年恒例の「受賞作品展」のアートディレクション担当を決める話が持ち上がり、当時の運営委員長・関浦さんに親交のあったデザイナー杉本さんとともに「ふたりでやってみる?」と声をかけられる。それをきっかけに、「広島をイチイチ面白くしよう!」と2人のデザインユニット「1+1」を結成。受賞作品展のADを手掛けることを皮切りに、「仕事ではできない面白いこと」に目覚める。その後、「1+1」として活動を開始。個展やワークショップの開催、「パンタスティック!」のグラフィックデザイン、無印良品広島アルパークの周年グラフィック制作など、活動の幅を広げていく。 /5 デザインの原点・FSPの生みの親とつながる 話は少し戻るが、HADCの審査会に出品した「受賞作品展」のデザインが審査員の目に留まる。その審査員のひとりが、かつて私がデザイナーを志すきっかけとなった「FSP」の生みの親・平林奈緒美さんだった。「受賞作品展」のアートディレクションが評価され、「HADC賞」に選ばれるという夢のような出来事が起こる。感激のあまり、審査後に控室へお礼を伝えに行き、「あなたの仕事に憧れてデザインの道を選びました」と話しながら号泣。長年の想いが報われた瞬間だった。 /5 そしてDoTS参画へ… HADCでの活動を続ける中、デザインイベント「DoTS」への参加を打診される。「これは絶対に面白い」と直感し、迷わず参画を決意。 普段出会えないような人々と交流し、新たな発見と刺激に満ちた日々を送ることに。「仕事ではできない面白いこと」の追求が、新たな場所へと広がり続けている。今後もイベントや出勤の際に、面白い人との出会いを楽しみながら、新たな挑戦を続けていきたい。 Event List これからの関連イベント 里山で機嫌よぉ暮らす。お茶やら味噌やらお米やら。 縁側ピッチ 吉宗 五十鈴 #世羅町 2025年04月15日 (火) 19:00